
緒方貴臣監督による
映画演技ワークショップ
講師メッセージ
監督の緒方貴臣です
映画とは、撮影と編集による「嘘」です
リアリティのある「嘘」を作るには、リアリティのある演技が必要です
そして演技は技術であり、「身体」と「頭」を鍛える必要があります
本WSではオリジナル台本を使ったシーンワークや創作演技を通じて、
脚本読解を深め、リアリティのある演技に必要な要素を学んでいきます
また印象に残りやすいプロフィール(宣材)や映像資料作りのアドバイスもします
さらに芝居を撮影、上映し、自身の演技を客観視することで今まで気づけなかった癖や魅力を知ってもらいます
世の中にまだ発見されていない魅力的な俳優がたくさんいることは知っていますが、
オーディション等でしかお会いすることができないのが現状です
このWSがそんな皆さんとの出会いに繋がり、
参加した皆さんが自らの演技に自信を持てるような時間になれば幸いです
【ハラスメントに対する考え及び方針について】
本ワークショップでは、あらゆるハラスメントに断固として反対いたします。
以下に挙げる項目を、ワークショップにかかわる全スタッフ、講師を務める監督やゲスト講師(プロデューサー等)と共有し、遵守いたします。
参加する全ての方にとって安全な学びと探求の場となるよう、下記のことを実践して参ります。
●年齢や性別、経験値等に関わらず、他者を一個人として尊重し行動します。
●身体的暴力や罵倒、相手の人格を否定するあらゆる言葉の暴力は、いかなる理由においても許されないものと考えます。
●スタッフ、講師、ゲスト講師(プロデューサー等)が、自身の立場が相手との力関係を生み得るものであるということを自覚し行動いたします。
その立場を利用して相手の心身を服従させたり、特に性的な関係や付き合いを求めることは一切あってはなりません。
●ワークショップ中、ディレクションを俳優に行う際は、本人にとってそれが負担でないかを確認いたします。
また、俳優がいつでも「NO」と言える環境であること、その意見表明が尊重されるものであるということを約束いたします。
●上記の項目に反する事案が発覚した際は、当事者を含む関係者への十分なヒアリング、調査を行い、責任を持って判断いたします。
その上で、加害を行った者とは今後仕事を取りやめます。
●受講生のマネージャーが見学を希望する場合は、承っておりますのでお知らせください。
創作の場、学びの場が、安全で健全な空間となるよう、常に知識をアップデートし、対策に努めて参ります。
2025年1月
講師、運営スタッフ一同
講師:緒方貴臣 監督
1981年福岡市生まれ。独学で映像制作を始め、社会問題を独自の視点と洞察力で鋭く切り取った作風によって、世の中へ問題提起を続けている。『子宮に沈める』(13)は、大阪2児放置死事件を基にした作品で、児童虐待のない社会を目指す「オレンジリボン運動」推薦映画となる。『飢えたライオン』(17)では、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門、第47回ロッテルダム映画祭への選出を始め、バレンシア国際映画祭では最優秀監督賞と最優秀脚本賞をダブル受賞、富川国際ファンタスティック映画祭では最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を受賞し、20を超える国際映画祭にて正式招待される。5年ぶりの新作『シンデレラガール』は、全国順次公開中。現在、次回作を準備中。























