
感覚ではなく、技術で“生きる”。
映画監督・緒方貴臣の、本質的リアリズム演技ワークショップ
一般的に、日本の映画監督の多くは演技の専門教育を受けていません。
だからこそ、好みや感覚による演出で俳優を迷わせるケースも少なくありません。
このワークショップは違います。
緒方貴臣は、長年芸能事務所で俳優育成を行ってきたプロの演技指導者であり、
かつ、国際映画祭でも評価されるリアリズム演出の映画監督でもあります。
感覚ではなく、技術。型ではなく、呼吸と行動。
そして、偏りのない、“生きた演技”をゼロから体系的に伝えることができます。
「感覚」ではなく、「技術」で演技を磨く。
現役監督だからこそ教えられる、“選ばれる俳優”になるための演技指導。
他との決定的な違い
本質的で、実践的。
これが“本物”の演技ワークショップ。
1. 技術としての演技を、論理的に学べる
緒方監督が長年磨いてきた、感覚に頼らない、ニュートラルな演技メソッド。
2. 映画監督だからできる、「現場の視点」
カメラワーク、演出意図、編集までを含めた“映る演技”を指導。
3. オリジナル脚本を使った演技実践
実際に映画で使用された台本を使った演技指導で、リアルな現場感覚を体得。
4. オーディション対策・実践演技も対応
セリフの精度、相手との関係構築、所作や目線まで細かくフィードバック。
5. 限定イベント:映画鑑賞会・特別WS
WS参加者限定で映画鑑賞会や招待制の特別ワークショップを不定期開催。
こんな俳優・俳優志望者に
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「演技を教わったけど、現場で通用する自信がない」
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「感覚に頼る演技に限界を感じている」
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「演技の“正解”がわからないまま現場に出ている」
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「オーディションで何が見られているのか知りたい」
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「本質的な演技を学んで、武器にしたい」
ここでは、“わかった気がする”では終わらせません。
演技を“使える武器”にする、本質的トレーニングを体験してください。
あなたの演技が、“通用する演技”に変わる。
このワークショップは、演技の悩みを感覚ではなく技術で解決し、
“その人にしかできない”演技へと成長させます。
一度、受けてみてください。
演じ方ではなく、「演技そのもの」が変わります。
講師メッセージ(緒方貴臣)
「演技とは、脚本の“意図”を生きること」
監督の緒方貴臣です
映画は、撮影と編集によって構築される「嘘」の世界です
しかし、観る者の心を動かすためには、その「嘘」にリアリティが必要です
そして、そのリアリティを支えるのが、俳優の演技です
優れた俳優とは、カメラを通して観る者を惹きつける存在です
“魅力的に映る”だけであれば、演技のアマチュアや、今やAIにだって可能なことかもしれません
俳優にしかできない本当の仕事とは、脚本の奥にある「言葉の意図」を深く読み取り、
それを自分の身体と心で表現すること――すなわち、作者の思いを“生きる”ことだと、私は考えています
このワークショップでは、オリジナル台本を用いたシーンワークや創作演技を通じて、
脚本読解を深め、リアリティのある演技に必要な要素を学んでいきます
さらに、印象に残りやすいプロフィール(宣材)や映像資料作りのアドバイスも行います
これらは、俳優としてのキャリアを築く上で重要な要素です
世の中には、まだ発見されていない魅力的な俳優がたくさんいます
しかし、オーディション等でしかお会いすることができないのが現状です
このワークショップが、そんな皆さんとの出会いに繋がり、
参加した皆さんが自らの演技に自信を持てるような時間になれば幸いです


講師:緒方貴臣 監督
1981年福岡市生まれ。独学で映像制作を始め、社会問題を独自の視点と洞察力で鋭く切り取った作風によって、世の中へ問題提起を続けている。『子宮に沈める』(13)は、大阪2児放置死事件を基にした作品で、児童虐待のない社会を目指す「オレンジリボン運動」推薦映画となる。『飢えたライオン』(17)では、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門、第47回ロッテルダム映画祭への選出を始め、バレンシア国際映画祭では最優秀監督賞と最優秀脚本賞をダブル受賞、富川国際ファンタスティック映画祭では最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を受賞し、20を超える国際映画祭にて正式招待される。5年ぶりの新作『シンデレラガール』は、全国順次公開中。現在、次回作を準備中。

【ハラスメントに対する考え及び方針について】
本ワークショップでは、あらゆるハラスメントに断固として反対いたします。
以下に挙げる項目を、ワークショップにかかわる全スタッフ、講師を務める監督やゲスト講師(プロデューサー等)と共有し、遵守いたします。
参加する全ての方にとって安全な学びと探求の場となるよう、下記のことを実践して参ります。
●年齢や性別、経験値等に関わらず、他者を一個人として尊重し行動します。
●身体的暴力や罵倒、相手の人格を否定するあらゆる言葉の暴力は、いかなる理由においても許されないものと考えます。
●スタッフ、講師、ゲスト講師(プロデューサー等)が、自身の立場が相手との力関係を生み得るものであるということを自覚し行動いたします。
その立場を利用して相手の心身を服従させたり、特に性的な関係や付き合いを求めることは一切あってはなりません。
●ワークショップ中、ディレクションを俳優に行う際は、本人にとってそれが負担でないかを確認いたします。
また、俳優がいつでも「NO」と言える環境であること、その意見表明が尊重されるものであるということを約束いたします。
●上記の項目に反する事案が発覚した際は、当事者を含む関係者への十分なヒアリング、調査を行い、責任を持って判断いたします。
その上で、加害を行った者とは今後仕事を取りやめます。
●受講生のマネージャーが見学を希望する場合は、承っておりますのでお知らせください。
創作の場、学びの場が、安全で健全な空間となるよう、常に知識をアップデートし、対策に努めて参ります。
2025年1月
講師、運営スタッフ一同